〜ね、〜ね? (ね)
【更新時刻】 2012/05/04 02:41:28
【分類】 [接尾語]
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【関連語】 〜ない〜と?、〜とか?〜け?〜が、〜やが、〜どが〜じ、〜やじーとと〜どねなる、ねなかす、ねなった
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(1) 意味:「〜なさい」「〜なよ」「〜しないの?」
用例:「でかくっときゃ 鍵かけん」「はよ ブレーキ踏まん」「勉強せん
例訳:「出かける時は鍵をかけなさい」「早くブレーキを踏みなさい」「勉強しなさい」
解説:催促する時の「〜なさい」のように軽い命令形です。強い命令形だと「鍵かけんか」「はよブレーキ踏まんか」「勉強せんか」と言います。用例のように「鍵かけん」「踏まん」「勉強せん」など否定形の後に「」を付けるため、他県の人には「するのかしないのか」どっちなんだろう?と困惑するようです。標準語で言うところの「〜しないの?」に置き換えると意味がわかります。「鍵かけないの?」「ブレーキ踏まないの?」「勉強しないの?」のように否定疑問文として用いられます。
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(2) 意味:「〜しよう」「〜しようよ」「〜やろうよ」
用例:「いっしょに遊ばん」「ちっとそこらへん 歩かん」「結婚せん
例訳:「いっしょに遊びましょう」「少しそこらを歩きましょうよ」「結婚しよう」
解説:同意を求める時の「〜しよう」です。話の流れから同意を求めていることがわかりますが、語気を強めて(怒って)言うと命令になります。難しいですね?
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(3) 意味:「〜ですか?」「〜なの?」「〜なんだ?」
用例:「知ってる?」「じゃっと?」
例訳:「知ってますか?」「そうなの?」
解説:こちらは疑問文の「〜?」です。「〜?」や「〜?」と同様に使います。「〜?」と「〜?」は組み合わさって「要らん?」=「要らないんですか?」のようにも使われます。
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(4) 意味:無い。
用例:「なった」
例訳:「無くなった」
解説:説明不要ですが「無い」の音便です。日本各地で使われます。
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ねき、にき (ねき)
【更新時刻】 2011/09/10 10:41:58
【分類】 [動詞・形容詞] [音便]
【関連URL】 http://www.weblio.jp/content/%E3%81%AD%E3%81%8D?dictCode=BNGRN
【関連語】
【意味】 (→意味追加)
(1) 意味:近く。傍。
用例:「そこ ねきん おいちょき ない」「そこ ねきん あっど ?」
例訳:「そこの近くに置いといて」「そこの傍にあるでしょ?」
解説:「ねき」は、語源が「根元」「根際」が由来で、「木の根元」つまり「傍(そば)」を意味します。「にき」とも発音します。
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ねなる、ねなかす、ねなった (ねなる)
【更新時刻】 2011/09/16 04:16:58
【分類】 [動詞・形容詞] [音便]
【関連URL】
【関連語】 〜ね、〜ね?
【意味】 (→意味追加)
(1) 意味:無くなる。無くした。行方がわかないこと。
用例:「財布をどっかで落としてねなかしてしもた」「もうぜんねなった
例訳:「財布をどこかで落として無くしてしまった」「もうお金が無くなった」
解説:「お前に食わせるタンメンはねぇ」と同じで音便です。「無い」が「ねえ」 「無くなった」を「ねなった」のように言います。
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ねぶる (ねぶる)
【更新時刻】 2011/09/09 05:26:39
【分類】 [動詞・形容詞]
【関連URL】 http://dictionary.goo.ne.jp/srch/jn/%E3%81%AD%E3%81%B6%E3%82%8B/m0u/
【関連語】
【意味】 (→意味追加)
(1) 意味:舐める。
用例:「あめでん ねぶっ ちょき ない
例訳:「飴でもなめておきなさい」
解説:国語辞典にのっていますので「ねぶる」は方言ではありません。(古語) 全国では今時「ねぶる」は使われなくなったと思いますが、宮崎の年配者では現役の公用語です。
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